※この記事の内容は、実際に私がグローバルアカウントの登録による
アカウント停止から、アカウント再開までのフローを紹介します。
あくまで解決した1つのケースとして紹介しています。
私の解決方法で少しでも多くのセラーの方が復活してくれることを願い
記事を書いていますが、再現されるかどうかは自己判断でお願い致します。
この問題は少なくとも2020年1月~4月(以降も継続中かもです)に
新規でセラーアカウントを開設された方に続出している問題だそうです。
Youtubeの動画を見て、自分だけではないのだと知りホッとしたのですが、
その解決策は不明のままで
“新規で開く際は気を付けてください!”
との注意喚起のみで、復活方法に関しては提示されていませんでした。
以下、情報を展開するので参考にしてください。
前提(現状把握)
- 元々タブレットデバイスにてamazon.jpのアカウントは正式に開かれていた
- 初めてFBA(amazonの販売業務効率化サービス)登録をする際、ラベルの印刷が必要という事で、タブレットではなく、ノートPCからログイン
- ログインの途中で”北米””EU”の販売も開始しますか?の様なチェックタブがあった
- タブを外すとその後に進めなかったので、仕方なくチェックを入れたままログインを継続
- 大量の海外からのメールが届いたが、気にすることなくFBA登録を開始
- しばらくしてカード会社から電話があり、海外から不正使用されてるかもしれないとの連絡あり
- さっきの大量のメールが関係?amazonか?とも思ったが、セラーの月額料金と違ったのでカードの停止を依頼(今思えば為替の影響か、海外のセラーは料金が違っていたのかもしれません)
- amazonのアカウントも停止しており、パニック
ここまでがアカウント停止の流れとなります。
そこから色々調べていくと、それぞれ海外のアカウントが
全て”紐づけ”されており、
「海外のアカウントが停止したから、日本のアカウントも停止ね。」
の様な理由で停止されたようです。
さらに調べると、9か国分開いたかと思ったアカウントは、
大きく分けて「北米(”.com””.ca””.co.mx”)」と
「EU(“.co.uk””.de””.fr””.it””.es””.nl”)」のアカウントが開設されただけで、
amazonの月額料金約5000円(大口契約)が
9か国分=45000円支払い
ではなく、
日本&北米&EUの月額料金=15000円が
発生するという計算になるようです。
カードが停止され、月額料金が引き落とされなかったのが原因か?
と思い、15000円を払う勢いで別のカードを登録したものの、
北米アカウントは引き落とされ、EUアカウントは引き落とされなかった
という現象が起こりました。これについては未だに原因不明です。
復活に至った具体的な行動
私が行った行動は、
「すべてのマーケットプレイスのアカウントを正式に開く」
という事です。
- 日本のアカウントをもう一つ開く
- 日本のアカウントを解約する
といった行為は二度とamazon.jpのアカウントを開くことができなくなる
リスクを伴っていたため行いませんでした。
そして開くべきは「北米」と「EU」のアカウントであるため、
北米・・・.com
EU・・・.fr
にて開設の手順を取りました。
(特に理由はありません。例えば北米なら.comではなく、.caでもOKだと思います)
それぞれのページはセラーセントラル右上のタブ(下図①)にて切り替えが
可能です。
②も日本語にしておくとページを自動で翻訳してくれるので
タブで選択しておきましょう


そしてセラーセントラルホームの右上の”設定”から
出品用アカウント情報を選択

ページを開くと
「ID情報の不足」
が表示されています。


こちらをクリックし、不足情報を入力していきます。
また、本人確認書類の提示も求められるため、
資料をアップロード致します。
資料に関しては日本のマーケットプレイスを開く際と
同じものを使用しました。
不備がなければ、アカウントが開設(メールが届きます)するので、
同様の手順を「北米」「EU」にて行い、
正式に「北米」「EU」のマーケットプレイスを開きます。
※銀行口座に関しては登録しなくても、
アカウント自体は開設できました。
そして、「北米」「EU」アカウントが開設された後、
日本のアカウントにて
アカウント開始の申請をする
必要があります。
画像が残っていませんが、セラーのホームに
「アカウントが無効になっています」
と赤文字が出ていたので、そちらをクリックし、進んでいけば
再申請のページへ行けたと思います。
私の場合はコメント欄に
日本のマーケットプレイスが停止した理由として、
北米、EUのアカウントが正式に開かれていなかったことが挙げられます。
現在、北米、EUのアカウントを正式に開きましたので、
アカウントの再開をお願い致します。
の様なコメントを入力し、
私のアカウントの”問題点”と”解決するために実施した内容”を記入しました。
申請が通ればアカウントが再開されます(メールが届きます)。
アカウント復活後に注意すること
まだ安心はできません。
私は”紐づけ”された状態が嫌だったので、アカウントの解除申請をしました。
具体的には”解除したい国”のセラーホーム画面より、
「設定」→「出品用アカウント情報」へ、ページを移動すると
アカウントの管理 に アカウントを閉じる
という項目があります。
こちらをクリックし、解除申請を完了します。

※
・アカウントが開かれていない場合はこちらの
「アカウントを閉じる」という項目が出てきませんでした。
・EUのアカウントを閉じたからといって、日本のアカウントが
閉じることはないようです。
こちらはamazonのサーポートへ確認しました。
最後に
これで私が行った作業は完了となります。
今回の問題を解消するために色々行動を起こしましたが、
ハッキリとわかったのは、
アカウントが閉鎖されていると、amazonの対応が極端に悪くなる。
という事です。
今回に限らず、アカウント停止に繋がるような行為は極力避けるよう
注意しなければいけないと感じました。
また、問題が発覚した際は色々な情報が飛び交っているので、
焦らずに対処法を自分で分析する
という事の大切さを感じました。
こちらは今回の事象に限らず、今後起こりうる全ての事象に当てはまる
かと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
少しでもお困りの方の手助けとなれていたら幸いです。