こんにちは!スミヨシと申します!
私は最短最速でFIRE
(Financial Independence Retire Early=経済的自由)を目指し、
日々の活動の記録と、情報発信をしています。
先日こんなツイートをしました。
みんな攻めの株式に目が行ってて 債券に関しての知識が少ないように思える FIRE目指している私はいつかは債券購入するし、 ある程度時期も考えてある。 無駄にリスクを取ってもしょうがないので ここらの知識をブログにしておこう
今回の記事では
債券ってどんな人が買うの?
債権と株式って、どれくらいの割合で持つのが適正なの?
FIRE目指す人の債券割合ってどうなるの?
✔債券ってどんな人が買うの?
✔債権と株式って、どれくらいの割合で持つのが適正なの?
✔FIRE目指す人の債券割合ってどうなるの?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
✔債券を買うべき人の特徴
✔債権と株式の割合を算出する方法
✔FIREを目指すべき人の債券割合について
この記事を書いている私はFIRE(経済的自由)を目指し、
ブログ、本、動画からノウハウを圧倒的にインプットし、
取り入れられる情報は取り入れて、ベースの知識は構築されていると
自負しています。
ただし行動(アウトプット)に移してからのノウハウや情報、感じることは
“目指している者”にしか発信できないと思っています。
まず、FIREする人はほぼ必須で債券を購入することになります。
FIREはその理論がトリニティスタディという研究で発表されており、
正しく理解しておかないと
「こんなはずではなかった!」
という事になりかねません。
FIREまでの準備、債券の考え方を詳しく解説していきます。
債券を買うべき人の特徴

まず初めに、「債権を購入するべき人」について解説していきます。
主な特徴は
- リスク許容度が小さい人
- 株式の値動きだと落ち着かない人
- 株式のボラティリティを抑えたい人
解説していきます。
リスク許容度が小さい人
リスク許容度を考えて投資ができない人は
その投資が投機になっているかもしれません。
【例】
90歳のおじいちゃんが全資産を株式100%で保有。
→人生の残りの時間が短いのに資産を増やそうとしている。
本来は資産を”使う”フェーズなので、
無駄にリスクを取ってしまっている状態。
①年齢
②家族構成
③職業・収入水準
④保有資産額
⑤投資経験
一般的に
✔若ければ若いほど、リスク許容度は高い
✔子供がいない方が、リスク許容度は高い
✔安定職で収入が高いほど、リスク許容度は高い
✔資産が多いほど、リスク許容度は高い
✔投資経験が長いほど、リスク許容度は高い
リスク許容度は自分がどうというより
「外的要因に影響される」
つまり、自分がいくらリスク許容度が高いと思っていても
社会的に見たらリスク許容度が小さいなんてこともあり得ます。
自分のリスク許容度は適切に把握しておきましょう。
株式の値動きだと落ち着かない人
コレは本人の性格に左右されます。
よく言われるのは
「枕を高くして眠る」事ができるのが適正なリスクだと言われます。
投資金額が少ないうちは1%が数万円かもしれませんが、
投資金額が大きくなってくると1%で月の給料分値動きする
なんてこともあります。
金額が大きくなってきて値動きする金額も大きくなってきたら
債券購入を購入することも視野に入れましょう。
株式のボラティリティを抑えたい人
株を購入する人の中には
利益は出れば出るほど良いと
考える人がいるかもしれませんが、
運用が上手な人は自分の想定する利回りに収めようとします。
なぜなら、大きく儲けるという事は
大きく損失を出す可能性があるという意味だからです。
株式投資においてリスクとリターンは表裏一体です。
つまり、自分のポートフォリオが
リスクを取りすぎてしまっている場合、
債券を購入してその値動きの幅を抑えようとします。
この様な人も債権を購入することを考えます。
債権と株式の割合を算出する方法

一般に言われているのは
「債権の割合=年齢」
つまり、30歳の場合は
株式70%、債券30%というのが適正な割合と言われています。

しかし、高齢社会(長寿化)が進む今日では
「債権の割合=年齢-20」なんて言われることもあります
つまり、30歳の場合は
株式90%、債券10%というものです。
どちらを信じるかは本人次第ですが、
あくまで参考程度で覚えておくと良いでしょう。
なんだかんだ言っていきましたが、
私スミヨシは株式100%で保有しています。
理由としては
・リスク許容度が大きい
・投資金額がまだ小さい(値動き許容できる金額)
・積立NISA枠内での投資のため
です。
とはいえ予定では今後20年位は株式100%を
続けていく予定です。
FIREを目指すべき人の債券割合について

さて、ここまで前提を話してきて
ようやく本題です。
まずトリニティ大学の4%ルールについておさらいしておきます。
米国株式と米国債券(社債)に50%ずつ投資した
ポートフォリオにて、1926年~1995年の調査期間において
年間取崩し割合が4%であれば30年間資産を100%の
確率で維持できるということ。
下図の赤丸の場合、
75%Stocks(株式)/25%Bonds(債券)で4%引き出し率であれば
30年資産が維持される確率は98%という見方です。


FIREはこの4%ルールの考えをベースに資産を貯めて
経済的自立を目指そうという考え方です。
表を見るとわかるように、確率を100%にするには
ポートフォリオの債券の割合を50%にする必要があります。
FIREするタイミングで一気に債券を購入するのは危険
あんまり考えずにFIREするまで100%株式で持っていて、
FIREするタイミングで一気に債券50%、株式50%にすれば
良いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、タイミングが悪く10年後にFIREしようと決めていて、
ちょうど10年後に不景気が訪れ株価が下落していたら
目標の資産額から遠ざかってしまい、いつまで経ってもFIREできない
という状況になってしまう事も考えられます。
大事なのは一気に債券を購入するのではなく、
徐々にポートフォリオの債券割合を大きくしていくことです。
FIREする時に債券割合を50%にする戦略
大事なのは、
「いつFIREするか決める事」
です。
それが10年後なのか20年後なのかで債券を購入する
タイミングが変わってきます。
【例1】10年後にFIRE
5年後には債券割合25%→10年後には債券割合50%
【例2】20年後にFIRE
5年後には債券割合12%→10年後には債券割合25%
→10年後には債券割合37%→20年後には債券割合50%
の様に具体的な戦略が練れます。
もちろん、その時の株式の状況や資産の増加スピードによって
柔軟に適応していかなければいけませんが、
自分で目安を持っておくことが大切です。
私の場合は20年間は株式100%で投資していこうと
考えています。
理由として、米国株式S&P500は過去の実績から
「どのタイミングで購入しても15年以上持ち続ければ
100%の確率でプラスになる」
というデータが今後20年も適応できると考えて
いるからです。
もちろん未来の事なんて誰にも分りません。
今後20年間アメリカ経済が低迷して全然資産が増えていかないという結果に
終わるかもしれません。
しかし、長期投資をすれば勝てる確率が上がるというのは
研究で証明されています。
私は株式100%を20年間保有するというリスクを取って
なるべく早く資産を築く作戦でいきます。
(思ったより稼ぐ力が伸びて資産を増やさなくて済むという
嬉しい誤算があるかもしれませんが。。。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
債券、株式の割合をFIREの考えを混ぜて記事にしてみました。
とにかく始めることも重要ですが、ぼんやりとゴールも見据えておくことで
最短でゴールに近づけると思っています。
この記事が皆様のお役に立てていたら幸いです。