雑記

【リベ大】桃太郎を両学長の5つの力で全力ツッコミしてみた

こんにちは!スミヨシと申します!

私は最短最速でFIRE

(Financial Independence Retire Early=経済的自由)を目指し、

日々の活動の記録と、情報発信をしています。

私はビジネス系YouTuberでトップを走る両学長の動画を見て

マネーリテラシーが爆発的に上がりました。

行動しなければ勿体ない!というか、

このマッチョライオンが言ってることが本当か試してみたい!

という事で日々努力を積み上げています。

今回の記事では

✔桃太郎を両学長の5つの力目線で分析してみた結果

この1点に絞って紹介していきたいと思います。

この記事を書いている私は、

2019.10月頃に両学長の動画に出会い、

動画を見ているうちに

両学長の考え方や動画の理念に共感し、

今では毎日動画を見て日々マネーリテラシーを上げています。

両学長の動画だけではなく、ビジネスや自己啓発本も読み漁り、

“行動”と”反省”を繰り返しつつ

現場で社会の厳しさに揉まれながら5つの力を鍛え中です。

行動して約1年ですが、この間に鍛えた5つの力を使って

「きっと両学長ならこんなツッコミをするんだろうな」

という想像をしつつ、

息抜き程度で読んで頂けたら幸いです。

それでは始めていきます。

✔おばあさんの”守る力”の無さが露呈

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃がドンブラコ、ドンブラコと流れてきました。

おばあさんは大きな桃を持ち上げて家に帰りました。

まず、大きな桃(良い儲け話)がドンブラコ、ドンブラコと

流れてくるはずがありません。

良い情報や知識は自分で取りにいかなければ出会えません。

きっとこのおばあさんが現代にいたら、

ガッツリ「ポンジ・スキーム」の様な投資詐欺の被害者に

なっていたでしょう。

ポンジ・スキームとは?

詐欺の一種。「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。投資詐欺の一種に分類され、日本語で「自転車操業」と呼ぶような状態に陥り、最終的には破綻する。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A0

✔おじいさんとおばあさんの老後戦略に大きな想定外

桃を割ってみると、なんと中から元気な男の子が飛び出してきました。

おじいさんとおばあさんは大喜びです。

桃から生まれた男の子を桃太郎と名付けました。

桃太郎が飛び出てきて大喜びしている場合ではない。

この時代では自給自足が生活の基本だと考えられるが、

  • 桃太郎が成人するまで食料のやりくりができるのか?
  • 桃太郎に十分な教育が与えられるのか
  • 桃太郎が成人になるまで2人の寿命がもつのか

という大きなリスクが伴っている。

ただし、幸せの価値観は人それぞれ。

大きなリスクを取っているという事は、

大きなリターンも返ってくる可能性が

あるということ。

価値観マップの中に桃太郎が大きなウェイトを占め、

おじいさん、おばあさん、桃太郎が幸せに暮らせれば、

それはそれでよいのかもしれない。

✔桃太郎は小金持ちではなく、大金持ちになることを選んだ

そしてある日、桃太郎が言いました。

「ぼく、鬼ヶ島へ行って鬼を退治します。」

大きなリスク(最悪殺されるかもしれない)をとり、

大きなリターン(村が荒らされない&鬼の財宝)を

取りに行った。

これは両学長はオススメしていない行動だ。

両学長の行動のコンセプトは、

ホームランを打って大金持ちになる

ではなく、

ヒットを多く打って小金持ちになるということだ。

なによりこちらの方が再現性が高く

より多くの人がお金の悩みから解放される可能性が高いからだ。

桃太郎のような行動を否定するわけではないが、

今でも十分豊かに暮らせているのであれば、それで良いのではないか。

死んでしまってはおじいさんもおばあさんも悲しむ。

そういうリスクとリターンを考えての行動であれば尊重するが、

そこまで考えての行動とは到底思えない。

✔イヌ、サル、キジの愚行と桃太郎のノーペイン・ノーゲイン

おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。

旅の途中でイヌと出会いました。

「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」

「鬼ヶ島へ鬼を退治に行くんだ」

「お腰につけたきび団子一つ私にくださいな。おともしますよ」

以下、サル、キジが同様の行動。

まずはイヌ。

リスク(鬼退治)とリターン(きび団子)を天秤にかけて、

それを了承するという愚行。

命ときび団子の重さが等しいとでも思っているのか?

きっと目の前の利益に飛びつき、後の事を考えていないのだろう。

現代でこのイヌがクレジットカードを持っていたら大変だ。

恐らく車やブランド品にお金をかけて、分割とリボ払いに手を出して

気づいたら借金まみれという結果になっていただろう。

実は私も昔は典型的なこのイヌタイプで目の前の利益に飛びつき、

後のことなど考えられていなかった。

次はサルとキジ。

きっとイヌがお供についていたから

私もついていこう。

という典型的な日本人のような考え方。

この2匹はイヌよりもたちが悪い場合がある。

何が悪いのか2点紹介しよう。

■よく理解していないものに投資する

皆さんも、

みんながインデックス投資で米国株買ってるから私も買っておこう。

そんな理由で株や投資信託を購入していないだろうか。

自分の目的があり、インデックス投資や米国株の性質を理解して、

それでも購入するというのが正規の流れだ。

よくわからないけど、良さそうだから購入するというのは

いつか詐欺に会うだろうし、今そのお金を使ってしまう方が

合理的かもしれない。

投資は自己責任。

理解しないまま投資をするのは厳禁です。

■みんなと同じ行動(横並び)を重視する

日本人のマネーリテラシーは低い。

これは紛れもない事実です。

ただし、これは日本人が勉強する機会が無かったので

しょうがない結果とも言えます。

ただ、私が言いたいのはそんな周りの人と同じ行動をしていても

経済的には豊かになれないという事。

いつまで経っても経済的に楽にならないのは

収入の伸びより、支出の伸びの方が大きい傾向にあるからです。

周りと同じように

  • 元本保証の保険
  • 新築マイホーム
  • 新車
  • キャリア携帯

に手を出していたらいつまで経っても経済的に豊かになれません。

経済的に自由になりたければ、

勉強し、他の人とは違う行動をするという行動力と勇気が大切です。

最後は桃太郎に関して、

イヌ、サル、キジをおともにする際にまずは自分のきび団子を

差し出しています。

ここではノーペイン・ノーゲインの原理がはたらき、

まずはきび団子を差し出す(ペイン)事によって味方をつける(ゲイン)

という事に成功しています。

流石主人公といったところですね。

✔鬼のリスク管理について

鬼ヶ島では鬼たちが近くの村から盗んだ宝物やご馳走をならべて宴の真っ最中。

その中桃太郎が現れ、イヌ、サル、キジと共に鬼を退治する。

ここでは、鬼の立場から5つの力に関してアプローチする。

■貯める力

桃太郎が来た時も宴の真っ最中という事は、

毎日こんな生活をしていたのだろう。

きっと毎月の食費は高くついているに違いない。

鬼ヶ島では家賃・自動車ローン・保険料など発生しないだろうから、

大きな支出は抑えられていたはず。

ただし、それは自分から意識して抑えたのではなく、

環境がそうさせたのであって、鬼のマネーリテラシーのおかげではない。

■稼ぐ力

稼ぐ力は圧倒的にある。

実際に宝物やごちそうを手にすることができている。

ただし、そのやり方に問題がある。

典型的なテイカーの行動であり、

その成長は途中で止まることが実証されている。

その巨体を利用して、

建築などのビジネスを立ち上げれば大儲けできたはずなのに勿体ない。

■増やす力

時代という背景もあるが、この力が圧倒的になかったのは明白だろう。

宝物を見て楽しむのではなく、

不動産に変えて村人から家賃を発生させれば

こんなに悪事をしなくても済んだのに非常に勿体ない。

いつの時代でもアイデア次第でお金を働かせるという方法はある。

今の時代は不動産や株式の金融商品が最適解であるが、

時代によってその最適解は変わるので、私たちも妄信せずに

情報をインプットしていきたい。

■守る力

この力の無さで、桃太郎にやられたといっても過言ではない。

自分の財産を使う事だけに注力せずに、

軍事力を上げておけば桃太郎・イヌ・サル・キジごときに

負けるはずはなかった。

この時代では力がモノを言う世界だが、

私たちが生きる現代では、力だけではなく知識も必要だ。

そのためにはどんな詐欺、スキームがあるのかを勉強し、

備えなければならない。

上手い話には必ず裏があるので、できればその業界の

“相場感”を養っておくことが必要だ。

【例】

年利20%の元本保証

のような投資話があったら、ほぼほぼ詐欺だと思って間違いない。

投資で増えるのはせいぜい年3~5%程度。

この相場観を知っていれば、おいしい話がきても違和感を

感じ取ることができる。

■使う力

そもそも人からモノを奪っている時点で、

その財産を使う権利は無い。

ただし、この鬼の場合

いくら奪っても心は満たされなかっただろう。

それは幸福≒幸福度だからだ。

私たちは毎日3食ご飯を食べられるが、

貧乏で1日1食しか食べられない人もいるかもしれない。

毎日3食ご飯が食べられるという事象も、

前者はあまり幸福度を感じず、

後者はより幸福度を感じられるだろう。

幸福度は長続きしないので、

いかに日常の生活の中で幸福を感じられるポイントを探せるかが重要だ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

有名な昔話も見方によってはこんな風に捉えられるのだと

楽しんで頂けたら幸いです。

物事を多方面から見るという意識は大切ですね。